休みだから昼間で寝ていたい、その考え今すぐやめたほうがいい【見過ごし厳禁❗】

あなたが「休息になる」と思っている休日の過ごし方は、むしろ逆効果になっている可能性があります。

 

今回の記事は正しい休日の過ごし方、最強の「休日の過ごし方」について紹介していこうと思います!

 月曜日の朝が憂鬱な理由

毎日仕事が忙しい人は、週末になると疲労の蓄積がピークに達します。

「週末くらい寝ていたい、誰にも邪魔されずに昼間で寝ていたい」という人もいるでしょうが、これはパフォーマンスを下げるので、やめたほうがいいでしょう。

人は、朝起きて太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされます。つまり、起きた時間によって、「眠たくなる時間」「眠りに入る時間」が決定されるのです。

平日は7時に起きる人が、土日に11時まで寝たとすると、睡眠覚醒リズムが後ろに4時間もずれてしまいます。日曜日の夜に眠気が出なくなり、月曜の朝の起床がものすごく辛いことになってしまいます。

睡眠覚醒リズムが後ろに4時間ずれ込んでいるということは、平日7時起きの人が夜中3時に叩き起こされるのと、同じような意味合いを持つわけです。

あなたが月曜日の朝に憂鬱なのは、土日に寝すぎているせいなのです。

それでも、土日はゆっくり寝ていたいものですよね。そうした場合は、普段の起床時間から2時間プラスが限界と考えて下さい。平日7時起きの人は、9時までに起きましょう。2時間以内の睡眠の延長であれば、睡眠覚醒リズムにそれほど大きな影響を与えないからです。

「寝だめ」という言葉がありますが、これは医学的に間違いです。生理学的に「寝だめ」はできないということが証明されています。過去の睡眠不足を解消したり、睡眠の負債を返済したりすることはできます。しかし、土日にいくら睡眠をとっても、翌週の睡眠不足に対する蓄えには全くならないものです。

ここでも、一日の疲れは一日のうちに解消し、宵越しのストレスは持たないということが重要になってきます。

起床時間と入床時間は。毎日、同じ時間にし、一回の睡眠でも十分な時間眠るのが、最も健康的で最も脳のパフォーマンスを高める睡眠習慣なのです。

 

週末たっぷり睡眠でも集中力は回復しない

「普段は睡眠を削っても、土日にたっぷり眠れば、その分は取り返せる」と思っている人も多いと思います。ペンシルベニア州大学のヴゴンツァス博士の研究によって、これが間違いであることが示されました。

13日間に、8時間睡眠を4日、6時間睡眠を6日、10時間睡眠を3日、順にとってもらい、ストレスホルモン、脳波の測定、さらに注意力・集中力などを反映する認知機能検査を実施しました。

2時間の睡眠削減によって、ストレスホルモンの上昇、脳波の異常、認知機能の低下が観察されました。その後、10時間の睡眠を3日とる(週末の「寝だめ」を再現する)と、ストレスホルモンは低下し、脳はも正常化でしたが、認知機能だけは回復しませんでした。

つまり、「睡眠不足をしても、週末たっぷり眠れば脳は回復する」というのは間違いだったのです。

つまり、「睡眠不足をしても、週末たっぷり寝れば脳は回復する」というのは間違いだったのです。

平日に睡眠を削って仕事をして、週末に10時間の睡眠をとっても、脳の疲れは回復しないのです。睡眠不足で低下した集中力は休日の2日だけでは回復しません。つまり、休日明けも集中力が低下した、パフォーマンスの低い状態が続くのです。

慢性的な睡眠不足の人は、常に頭がボーっとしていて、365日、毎日が100%のパフォーマンスを発揮できない状態で勉強や仕事をしていることになります。

休日にたっぷり睡眠をとるということは、身体の疲れを回復するのにはいいかもしれませんが、睡眠不足による脳の疲れを取り戻すには不十分なのです。

週末にたっぷり眠ることによりも、普段、睡眠不足にしないことのほうが、何倍も大切なのです。

 

以上になります。

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