【税金の基礎知識①】そもそも税金とは??
今回は、税金とは?わかりやすく紹介していって、皆さんに少しでも理解してもらえればなと思います。
そもそも税金って?
税金は、社会で生きるために必要な共益費です。
まず、共益費とは
共益費とは、民法上の費用の概念の一つで、債権者が複数存在する債権
債務関係において、これら複数債権者の利益のため支弁される費用である。
難しいですね、、
そして、個人や会社は、国民が健康で文化的な生活をするために税金を収める義務があります。
生活に必要なサービスを維持するために出すお金
会社員は給与から天引きされる所得税・住民税を給与明細で確認できます。個人事業主は自分で所得を計算・申告し納税しています。収めた税金は義務教育、道路や公園の整備・建設、福祉や医療サービス、衛生的な環境の整備、治安や防災組織(警察や消防)の運営の他、公的年金などの社会保険にも一部、使われています。
税金は国税と地方税があり、収め方には直接税と間接税があります。また、収入が多い人には所得税をたくさん払ってもらうなど、その人の状況に応じて計算する税金と、消費税のようにどんな人にも一律にかかる税金があり、生活の様々な面で徴収されています。
他にもたくさんの税金がある
実は私たちは、生活のあらゆる場面で税金を収めています。そのことをちゃんと理解しておきましょう。
ガソリンを入れたら ガソリン税
揮発油税及び地方揮発油のこと。1リットルあたり53,8円の税金が課される。
物を買ったら 消費税
これはみなさんも払ったことがあるでしょう、消費税。すべての商品やサービスに取引の段階で課税される。現在の税率は、10%
家を買ったら 不動産所得税
土地や家具など不動産を取得した時に課税される。土地の税額=固定資産税評価額×1/2×3%−税額控除、家具の税額=(固定資産評価額−控除額)×3%で、控除額は建設時期により異なる。
固定資産税
固定資産(土地、家屋、償却資産)を所有している人が収める税金。税額は自治体が決定した評価額×1,4%。
タバコを買ったら たばこ税
タバコには国たばこ税、地方たばこ税、市町村たばこ税、たばこ特別税、消費税がかかり税負担率は63%。
給与をもらったら 所得税
個人の所得税に対してかかる税金。課税所得(所得−所得控除)×税率−税額控除で計算。
お酒を買ったら 酒税
税率は種類・品目別に決められている。例えばビールは1キロリットルあたり22万円、日本酒は同12万円¥、ワインは同8万円。
会社を作ったら 法人税等
事業を通して所得を得たら法人税等(法人税=会社の所得税、法人事業税、法人住民税)を払う。
税の納め方 納め先
まず、納め方には直接税と間接税があります。納める先は、国(国税)と地方(地方税)があります。
自分で納税=直接税
収入を得た人、贈与を受けた人、財産を所得した人などが直接払う。
代わりに納税=間接税
消費者が支払うが、納税するのは企業。
国税
国民全体のために使うお金
・直接税
所得税、 贈与税、相続税、法人税
・間接税
消費税、酒税、国たばこ税、たばこ特別税、揮発油税など
があります。
地方税
地域住民にとって必要なことに使う税金
・直接税
都道府県民税、市町村民税、事業税、自動車税、軽自動車税、不動産所得税、固定資産税など。
・間接税
地方消費税、道府県たばこ税、市町村たばこ税、ゴルフ利用税、入湯税など。
税率が一番高いものって何?
一位 たばこ
二位 ガソリン
三位 ビール
タバコ一箱20本の内約13本は税金。ビールを2本買えば、一本は税金!
すごい税率が高いですね
以上、税金に基礎知識でした。この記事が良かったなと思ったら、シェアよろしくお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございました!